橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)
手のひらをついて転んだり、自転車やバイクに乗っていて転んだりしたときに、手首で折れる骨折です。特に中年以降の女性では骨粗鬆症で骨がもろくなっているため、折れやすくなっています。
症状
首に強い痛みがあり、短時間で腫れてきます。時には手首がフォーク状に変形することもあります。
診断と治療
診察とレントゲン検査にて骨折を確認します。
骨のずれが少ない場合には必要な整復を行ってギプスの固定を行いますが、再度ずれてきたり、最初からずれが大きい時には手術が必要になることもあります。
中高年では骨粗鬆症を伴っていること少なくないので骨粗鬆症の治療も重要になります。