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腰椎分離症

多くは体が柔らかい中学生頃に、ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、スポーツの練習などで繰り返して腰椎をそらしたり回したりすることで起こります。成長期スポーツ選手の腰痛の原因となることが多いです。一種の疲労骨折と考えられています。 

症状

主に運動時に腰痛がでます。初期の段階では普段はなんともなく運動を続けて行くことも可能です。背中をそらす動作で腰痛が増すのが特徴です

診断

診察所見やレントゲン検査にて分離が無いか確認します。初期でレントゲンでは異常がわからないときはMRI検査が必要になる場合があります。

治療

分離の起こり始めの段階では治る(つく)可能性があります。原因となったスポーツ・運動を休止させることが重要です。加えてコルセットを着用して腰を固定します。リハビリテーションでの運動療法(ストレッチ、筋トレなど)も重要です。しかし時間がたった分離症では再びつくことは期待できません 。

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