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肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)

肩関節周囲の筋肉、腱、関節包などが変性して炎症が起こることにより痛みを生じる疾患です。少しづつ痛みが出て来る方も、急に激しい痛みが出現する方もいます。

症状

主に上肢を上げるときや捻るときなど運動時に痛みがでます。なかには夜中にズキズキ痛み、眠れないほどになる場合もあります。我慢して関節が固くなって動かせないと来院するかたもいます。

診断

圧痛部位や関節の動きをみます。レントゲン検査にて異常が無いか確認します。腱板損傷などその他の疾患が疑われるときにはMRI検査が必要になる場合があります。

治療

痛みの強い急性期には安静・薬物療法・注射などが有効です。ただし安静にしすぎると徐々に関節が固くなり拘縮することが多いので、リハビリテーションでの運動療法(可動域訓練や拘縮予防のストレッチ、筋トレなど)も重要です。

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